大好きな曲
「ロードムービー」
ラジオ「大谷ノブ彦のキスころ」で桜井和寿がこの曲の歌詞が一番好きと言っていた「ロードムービー」
リスナーからはあまり評価されていないので、本人がこの歌詞の良さを言っていかないとこの歌詞の良さが
分からないんじゃないかと言われてました
♪街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る 等間隔で置かれた 闇を越える快楽に
また少しスピードを上げて もう1つ次の未来へ♪
この歌詞の登場人物である男女は大きな問題を抱えていて、だけど問題は何も解決しない。
ただ今日も二人はオートバイに乗って夜の道を走っていく。
等間隔で置かれた街灯は、ただの次の街灯ではなくて2秒後の未来を照らしていて
今は闇でも等間隔で置かれている街灯は常に2秒後の未来に向けて進んでいるという
それが二人にとっての快感。街灯があることで希望の代理。何かが変わるんかもしれないという暗示
いびつなうねりを上げながら オートバイが走る
寝ぼけた君を乗せて ほんの少しだけ急いで
月明かりが誘う場所へ
嘆きもぼやきもため息も 風に飛んでいくよ
そして幸福なあの歌を 高らかに歌いながら
500Rのゆるいカーブへ
今も僕らに付きまとう 幾つかの問題
時の流れに少し身を委ねてみよう
この路の上の何処かに あるはずのゴールライン
そんなビジョンを道連れにして
カーラジオも無くそしてバックもしない
オートバイが走る
ただ君の温もりを その優しい体温を
この背中に抱きしめながら
泣きながら君が見てた夢は 何を暗示してるの?
カラスが飛び交う空に モノクロの輝く虹
誰も笑っていやしない動物園
汗ばむ季節 君がふと 見せてくれた情熱
ファミレスの裏の 野良犬が見てたキス
スカートの裾を濡らしはしゃいでたあのビーチハウス
そんなシーンを道連れにして
街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る
等間隔で置かれた 闇を越える快楽に
また少しスピードを上げて もう1つ次の未来へ
「しるし」
志田未来が主人公だったドラマ「14歳の母」の主題歌「しるし」
桜井和寿は当時を「失恋の曲とも初恋の曲ともとれるような、色んな見え方のする曲にしました。」
と答えていました
そして「両極の物語の中心にある『愛』とかいうもの、それを実感してもらえたらと願っています。
最高のラブソングができました」とも言ってました
最初からこうなることが 決まっていたみたいに
遠うテンポで刻む鼓動を互いが聞いてる
どんな言葉を選んでも どこか嘘っぽいんだ
左脳に書いた手紙ぐちゃぐちゃに丸めて捨てる
心の声は君に届くのかな? 沈黙の歌に乗つて..
ダーリンダーリンいろんな角度から君を見てきた
そのどれもが素晴しくて僕は愛を思い知るんだ
「半信半疑=傷つかない為の予防線」を
今、微妙なニュアンスで君は示そうとしている
「おんなじ顔をしてる」と誰かが冷やかした写真
僕らは似ているのかなぁ?それとも似てきたのかなぁ?
面倒臭いって思うくらいに 真面目に向き合っていた
軽はずみだった自分を うらやましくなるほどに
心の声は誰が聞くこともないそれもいいその方がいい
ダーリンダーリンいろんな顔を持つ君を知つてるよ
何をして過ごしていたって思いだして苦しくなるんだ
カレンダ一に記入したいくつもの記念日より
小刻みに鮮明に僕の記憶を埋めつくす
泣いたり笑つたり不安定な想いだけど
それが君と僕のしるし
ダーリンダーリンいろんな角度から君を見てきた
共に生きれない日が来たって
どうせ愛してしまうと思うんだ
ダーリンダーリンOhMydarling
狂おしく鮮明に僕の記憶を埋めつくす
ダーリンダーリン
水上バス
メロディーはできていたが、「水上バス」という響きが好きで何の歌詞のコンセプトもない時から
サビの頭の部分は「水上バス」と歌っていたという妄想からできた曲です
妄想の中の「水上バス」は屋形船みたいなのをイメージしちゃってるので
本物の「水上バスと」はどういったものかわざわざ現地に向かい乗ってみたところ少し石油の匂いがしたらしいです
前半はとても仲つつまじい恋人同士で胸キュンな感じなのですが
後半はとても切ない気持ちになる曲で、夕日の川べりなんかで聞くと涙が出る曲です
♪僕が悪いんじゃない でも君のせいじゃない 「さよなら」を選んだ君はおそらく正しい♪
彼女のさよならを肯定するところなんてとても切なさと愛おしさが入り混じってますね
凄く大好きな曲です
買ったばかりのペダルを
息切らせて漕いでは桟橋へと向かう
深呼吸で吸い込んだ風は 少し石油の匂いがして
その大きな川に流れてた
君を待ってる 手持ち無沙汰に
ぼんやりした幸せが満ちてく
向こう岸から ゆるいスピードで
近づいてくる水飛沫は君かな?
水上バスの中から僕を見つけて
観光客に混じって笑って手を振る
そんな透き通った景色を僕の全部で守りたいと思った
君乗せて漕ぐペダルに カーラジオなんてないから
僕が歌ってた
そのメロディーに忍ばせて いとしさの全部を
風に棚引かせて歌ってた
「この間偶然見つけたんだよ
新しいカフェ きっと気に入るよ」
君と過ごす日のことをいつでも
シミュレートしてこの街で暮らしてるんだ
夕日が窓際の僕らに注ぎ
君は更に綺麗な影を身につける
君への思いが暴れだす
狂おしいほど抱きしめたいと思った
川の流れのように愛は時に
荒れ狂ってお互いの足をすくいはじめる
僕が悪いんじゃない でも君のせいじゃない
「さよなら」を選んだ君はおそらく正しい
悲しみが満ちてく
僕は待ってる 今日も待ってる
想い出の中に心を浸して
水上バスの中から僕を見つけて
観光客に混じって笑って手を振る
そんな穏やかな景色を巻き戻すように
川の流れに沿って ひとりペダルを漕いで
「星になれたら」
言わずと知れた名曲の一つですが
デビュー前のまだラママでアマチュアとして対バンでライブしていたころ
当時大人気だったジュンスカのベーシスト寺岡呼人と出会い
寺岡呼人のソロツアーに桜井和寿が参加をして、その時に寺岡呼人と共に作った曲が「星になれたら」
僕が東京から宮崎に出てきた21年前、
仲間たちとの最後のカラオケで、「星になれたら」を歌い号泣しました
♪何かに つまづいた時は 空に手をかざしてみよう
この風は きっとどこかで君と つながっているから♪
今でも本当に辛い時や寂しい時は、一人でこっそり空に手をかざします
離れていてもみんなつながってると思うと、フッと気持ちがポジティブになるような
この街を出て行く事に 決めたのは いつか 君と
話した夢の 続きが今も 捨て切れないから
何度も耳をふさいでは ごまかしてばかりいたよ
だけど 今度はちょっと違うんだ 昨日の僕とは
こっそり出てゆくよ だけど負け犬じゃない
もう キャンセルもできない
さようなら 会えなくなるけど さみしくなんかないよ
そのうちきっと 大きな声で 笑える日が来るから
動き出した 僕の夢 高い山越えて 星になれたらいいな
何かに つまづいた時は 空に手をかざしてみよう
この風は きっとどこかで君と つながっているから
呼んでる声がする だけど帰りたくない
笑われるのにも 慣れた
長く助走をとった方が より遠くに 飛べるって聞いた
そのうちきっと 大きな声で 笑える日が来るはず
動き出した僕の夢 深い谷越えて 虹になれたらいいな
さようなら 会えなくなるけど さみしくなんかないよ
そのうちきっと 大きな声で 笑える日が来るから
動き出した 僕の夢 高い山越えて 星になれたらいいな
虹になれたらいいな
口笛
「Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー」の直前に行われた
「会員が最もライブで聴きたい曲」では1位に選ばれたファンの間では言わずと知れた名曲です
ちなみにその時の僕の一位は「つよがり」でした
この曲を聴くと、中学生・高校生ぐらいの甘い気持ちがよみがえってきます
自分のイメージでは田舎の学校での帰り道、秋から冬にかけての夕暮れ時
初恋の二人の恋物語 見ないな情景が浮かんできます
大人のぎすぎすした感じのない、汚れない恋の物語的な・・・
自分にもそういった気持ちが会ったことを思い出します
頼り無く二つ並んだ 不揃いの影が
北風に揺れながら延びてく
凸凹のまま膨らんだ君への想いは
この胸のほころびから顔を出した
口笛を遠く 永遠に祈る様に遠く 響かせるよ
言葉より確かなものに ほら 届きそうな気がしてんだ
さあ 手を繋いで 僕らの現在が 途切れない様に
その香り その身体 その全てで僕は生き返る
夢を摘むんで帰る畦道 立ち止まったまま
そしてどんな場面も 二人なら笑えますように
無造作にさげた鞄に タネが詰まっていて
手品の様 ひねた僕を笑わせるよ
形あるものは次第に 姿を消すけれど
君がくれた この温もりは消せないさ
いつもは素通りしてたベンチに座り 見渡せば
よどんだ街の景色さえ ごらん 愛しさに満ちてる
ああ 雨上がりの遠くの空に 虹が架かったなら
戸惑いや 不安など 簡単に吹き飛ばせそうなのに
乾いた風に口笛は 澄み渡ってゆく
まるで世界中を優しく 包み込むように
子供の頃に 夢中で探してたものが
ほら 今 目の前で手を広げている
怖がらないで 踏み出しておいで
さあ 手を繋いで 僕らの現在が途切れない様に
その香り その身体 その全てで僕は生き返る
夢を摘むんで帰る畦道 立ち止まったまま
そしてどんな場面も 二人で笑いながら
優しく響く あの口笛のように