建国記念日 × ニシヘヒガシヘ
本日2/11日は建国記念日ですね
実は1998年 2/11日は「ニシヘヒガシヘ」が発売された日です
21年前ですが 皆さんもうお気づきかと思いますが
Mr.Childrenが活動休止中に作られた曲ですね
1994年の「イノセントワールド」で大ブレイクを果たしてから
1997年の活動休止まで、シングルはすべてミリオンヒット
アルバムに至ってはすべてダブル・トリプルミリオンヒットですから
一つの社会現象になってしまい、マスコミ・ファンから追い掛け回され
ミュージシャンと言うよりアイドルのような存在でした
「桜井和寿を気にかけるのではなく、Mr.Childrenとしての音楽を聴いてほしい」
と言う意思がすごく強く、だんだん心を痛めていき、
そこにスキャンダルな部分も発覚してしまい、限界だったんだと思います。
そして活動休止に入りました
PVがなかったから、勝手にまた人の張っちゃいました
桜井和寿の気持ちがストレートに出て取れる音楽だと思いました
実は1996年発売のアルバム「深海」から、心の苦しみや葛藤を音楽にして
吐き出したと雑誌で語ってます
シングルはすべてミリオンと言ったのですが
12thシングル「マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg-」は
ミリオンに届いていません
7thシングル「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-」では
何とかミリオン行ったのですが、
ここで過激なロックがMr.Childrenの音楽としてはなかなか受け入れられないと
わかっていながら「マシンガンをぶっ放せ」を発売し
13thシングル「Everything (It's you)」を挟んでさらに14thで発売したのが
「ニシヘヒガシヘ」でした
アイドルと言う殻から抜け出したかったかのようなギターサウンドを前面に出した
ヘビィーなロックですよね
「また 君の中の常識が揺らいでいる Ha ha
知らなきゃ良かったって 思う事ばっかり uh…ha ha
そして いつしか慣れるんだ 当たり前のものとして 受け入れるんだ」
子供から大人になるにつれて変化していくような
世間の常識?と自分の常識との差に愕然としながら受け入れていくような
そしてここですね
「片一方は天使 もう一方は悪魔で uh…haha
分裂しそうなんだ 抗鬱剤をちょうだい uh…ha ha」
悩んで苦しんでる情景が見てとれますね
「受け売りの知識 教養などをほうばり uh…ha ha
胸やけしそうなら この指とまれ uh…haha
こんな やっかいな人生だ おまえが信じてる道を 進むんだ」
常識というものに慣れて、当たり前に受けいれるといいながら
ここでは、厄介な人生自分の道へ進めと言ってます
「人は悲しい性をもって 破裂しそうな悩みを抱えて Ha ah
必至で 猛ダッシュです」
人に流されることを受け入れ、破裂しそうな悩みを抱えて
そこから必死に逃げようとする感じでしょうか
「夢や理想にゃ 手が届かないが 不満ならべたって きりがないし Ha ha ha ha
昨日の僕になんて バイバイ」
「張り付けの刑になったって 明日に向かっていきてくんだってHa ha ha ha
ただじゃ転びやしませんぜって 非常事態ってやつも歓迎です さあ Ha ah」
ひたすら後半は、世間の常識や勝手に決めつけたルールみたいなものに
逆らいながら、自分らしく生きていこうって訴えてる感じですね
正直すごくかっこいい曲ですよね
当時はMr.Childrenの曲としては世間にあまり受け入れられなかったのですが
今振り返るとものすごく桜井和寿らしいメッセージが込められた素晴らしい曲です
ライブでは今でも必ずと言うぐらい演奏する曲で 腰をくねくね動かし
「ニシヘヒガシヘ」動き回り、最高に盛り上がる定番の曲です
『Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”』でも演奏するのではと
期待しています
あくまでも個人的な感想ですので意見や見解が違う方もたくさんいらっしゃると思いますが
そこは大らかな心で見てください
そして、建国記念日と「ニシヘヒガシヘ」はとくにリンクしません
ドラマ「きらきらひかる」の主題歌でもありましたね
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